トーマス・ヤング (1773年~1829年/イギリス) 二重スリットを使った光の干渉実験を行い、光の波動説を確定させた。 マックス・プランク (1858年~1947年/ドイツ) 光を放出する粒子(原子や分子)は、不連続のエネルギーしかとれないという「量子仮説」を提唱し「量子論の父」と言われる。「プランク定数」は彼の名前から取ったもの。1918年度ノーベル物理学賞受賞。 アルバート・アインシュタイン (1879年~1955年/ドイツ) 思考実験によって、二つの電子のもつれ(量子もつれ)状態を「不気味な遠隔作用」と指摘、後に他の学者の実験によって立証される。1921年度ノーベル物理学賞受賞。 ニールス・ボーア (1885年~1962年/デンマーク) 量子論のコペンハーゲン解釈の中心人物で、アインシュタインと対立。1922年度ノーベル物理学賞受賞。 エルヴィン・シュレディンガー (1887年~1961年/オーストリア) 量子力学を波動で表現した「波動力学」を完成させ、1933年度ノーベル物理学賞受賞。量子力学の基礎方程式「シュレディンガー方程式」の生みの親。 ヴェルナー・ハイゼンベルク (1901年~1976年/ドイツ) 「不確定性関係」を明らかにし、「行列力学」を完成させる。シュレディンガーの「波動力学」とハイゼンベルクの「行列力学」を合わせたものが、現在の量子力学になる。1932年度ノーベル物理学賞受賞。