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数式がでてこない、異色の数学本が登場! 数式なしだと、こんなにもわかりやすかった! 例題を解かずに基本を理解したい! そんな文系の人にもオススメ。/ 株式会社 学研ホールディングス

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「最初にこの本を読んでいれば、学生時代の数学の授業は、もっと有意義なものになったのに……」と思わずにはいられない数学本が登場! 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:碇 秀行)は、1月23日(木)に『図解 数学の世界 理論を知ると面白いほどよくわかる!』(矢沢サイエンスオフィス・編著)を発売いたしました。 ■数式を解かずに、数学の基本を理解する! 「数学が嫌いになったのは、意味や用途がわからないまま、いきなり数式を解かされたからだ」という文系読者のために、“数式なし”の数学の本が登場しました。 幾何学から、円周率、三角関数、素数、関数、微分、積分、ベクトル、スカラー、確率、統計まで、かつて習った数学の基礎ともいえる項目を、歴史や興味深い事例を織り交ぜながら、縦書きの文章でやさしく説明しています。 数式や例題を解くことがないので、流れを止められたり、つまずくこともなく、面白い物語を読むように、一気に数学の基本が理解できます。 ▲数学の歴史の始まりである「幾何学」は、なぜ生まれたのか? 天文学者のユークリッドが幾何学の大系を構築してまとめた『原論』は、数学の歴史上もっとも重要な書となり、いまも読むことができます。 ■「微分」なんて必要ない人こそ楽しめる解説! たとえば、「微分」。理解できていなくても実生活で何の問題もない、という人も多いでしょう。でも、一応理屈くらいは知っておきたいという人のために、ジェットコースターと高速道路のジャンクションを例に説明。普段目にするものに、なるほどと思う形で「微分」が使われていることがわかります。 また「素数」の解説では、13年ないし17年ごとに大量発生するセミ(蝉)を取り上げて、自然の摂理と進化のしくみが生み出した見事な生存戦略を紹介。さらに、コンピューターのパスワードに使われている「RSA暗号システム」のしくみを知れば、素数の可能性と面白さがわかり、多くの数学者が素数に夢中になるのにも納得できます。 ▲数学者が好きな「素数」。北アメリカのある種のセミは、13年ないし17年間も地中に棲む。昆虫としては例外的に長寿命なのだが、もちろん理由があります。 ■18万部超えの人気

産官学連携「量子コンピュータセミナー」開催のお知らせ~最新研究・動向発表~/株式会社グリッド

2020年2月28日(金)、株式会社グリッドと株式会社イトーキの共同開催として「量子コンピュータセミナー」を開催致します。 2020年2月28日(金)、イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー1F)において、株式会社グリッドと株式会社イトーキの共同開催として「量子コンピュータセミナー」を開催することをお知らせ致します。□開催趣旨昨今、「量子コンピュータ」を取り巻く研究開発技術の躍進により量子コンピュータへの注目が高まっております。2019年には、政府より「量子技術イノベーション戦略」の策定が発表され、関連企業・機関による技術発表が相次ぎました。2020年も昨年に引き続き量子コンピュータ関連の技術進歩は大いに期待出来、国内における量子技術への関心が今後益々高まっていく事が予想されます。 一方で、量子コンピュータ業界はまさに研究開発が開始されたばかりで、ご関心のある方々への理解の場は未だ少ないのが現状です。そこで、量子コンピュータ関連において先進的な取り組みをされている方々と共に産官学連携で本セミナーを開催し、多角的に量子コンピュータに関する最新の研究開発状況、取組みを発表することで、量子コンピュータ活用にご関心のある方々への理解促進と活用推進を図ることを目的と致します。 □概要時 :2020年2月28日(金) 場:イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー1F) アクセス: https://www.synqa.jp/access/ 参加費:無料(事前申込制) □タイムスケジュール 13:00-13:30受付開 13:30-13:35開会挨拶 株式会社グリッド代表取締役曽我部完 13:35-13:55「量子コンピュータの開発に向けた政策と動向」 経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 堤潤也氏  近年、量子コンピュータの開発競争が世界的に加熱しており、昨年10月にはGoogleが量子優位性の実証に成功したとの発表がなされました。一方、国内においても、経産省を含め関連府省の政策にて量子コンピュータの開発を進めているほか、産学官で一体的な開発を進めるべく量子技術イノベーション戦略の取りまとめが進められています。本講演では、これら政策や国内外の動向について紹介します。

「量子コンピュータ、どう動いて、どう使う?」と題して、日本電気(株) 中央研究所 理事/上席技術主幹 中村 祐一氏によるセミナーを2020年3月6日(金)紀尾井フォーラムにて開催!!(株式会社 新社会システム総合研究所)

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新社会システム総合研究所(東京都港区 代表取締役 小田中久敏)は、2020年3月6日(金)に紀尾井フォーラム(東京千代田区)にて下記セミナーを開催します。 量子コンピュータ、どう動いて、どう使う? ~利用法、今後の技術動向をわかりやすく解説~ [セミナー詳細] http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_20119.html [講 師] 日本電気株式会社 中央研究所 理事/上席技術主幹 中村 祐一 氏 [日 時] 2020年3月6日(金) 午後3時~5時 [会 場] 紀尾井フォーラム 千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F [重点講義内容] 最近、量子コンピュータに関するニュース記事を見かけることが多いが、どのように動くのかなど、その原理は理解しにくい。また、量子の響きから万能計算機として考えられているが、実はその有効範囲は限定的である一方、ある種の問題に従来では考えられない速度で処理を行うことができる。 本講演では、量子コンピュータの動作原理と利用法、及び今後の技術動向に関してなるべくわかりやすく解説する。 1.量子コンピュータ 2.量子コンピュータの原理 3.量子コンピュータが使える領域 4.組合せ問題 5.量子アニーリング 6.疑似的量子アニーリング 7.質疑応答/名刺交換 【お問い合わせ先】 新社会システム総合研究所 東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F Email: info@ssk21.co.jp TEL: 03-5532-8850 FAX: 03-5532-8851 URL:  http://www.ssk21.co.jp 【新社会システム総合研究所(SSK)について】 新社会システム総合研究所(SSK)は、1996年12月6日に設立、 創業以来20年以上 法人向けビジネスセミナーを年間約500回企画開催する 情報提供サービスを主な事業としております。 SSKセミナーは、多様化するビジネス環境下で、ハイレベルな経営戦略情報、マーケティング情報、 テクノロジー情報等をスピーディーに提供し、事業機会の創出に貢献することを目的としております。 また、セミナー事業を軸に多様なビジネスを展開しており、 セミナー企画運営代行サービス・講師派遣、BtoB広告・受託調査・市場調査レポート販売・

シリコンスピン量子ビットの高速読み出しに成功 -シリコンスピン量子コンピュータの試料設計に指針-/理化学研究所、東京工業大学

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理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター量子機能システム研究グループの野入亮人特別研究員、武田健太研究員、樽茶清悟グループディレクター、東京工業大学の小寺哲夫准教授の共同研究チームは、シリコン量子ドット [1] デバイス中の電子スピン [2] の高速読み出しに成功しました。 本研究成果は、高精度制御と将来的な集積性の観点から近年注目を集めている「シリコンスピン量子コンピュータ [3] 」の実現において、重要な課題となっている、「高速量子ビット [4] 読み出しが可能な試料設計」に指針を与えるもので、今後の研究開発をより一層加速させると期待できます。 通常、シリコンスピン量子コンピュータでは、スピンの情報を電荷状態の情報に変換し、電荷検出測定を行うことで量子ビットを読み出しています。この際重要となる電荷検出の性能は、「高周波反射測定法 [5] 」の適用によって向上できると考えられます。しかしながら、従来、シリコン量子ドットと高周波反射測定法には互換性がなく、試料設計において重要な問題となっていました。 今回、共同研究チームは、高周波反射測定法が適用可能なシリコン量子ドット試料の設計を明らかにし、この技術を用いて電子スピン量子ビットの読み出し時間を従来の10分の1に低減することに成功しました。 本研究は、科学雑誌『 Nano Letters 』オンライン版(1月16日付:日本時間1月17日)に掲載されまし た。 背景 近年、半導体デバイスの微細化による情報処理能力の向上が限界を迎えつつあり、新しい動作原理に基づく次世代型コンピュータの実現が切望されています。特に有望視されているのが、量子力学の原理に基づき、複数の情報を同時に符号化することで超並列計算を実行する量子コンピュータであり、その実用化に向けた研究開発が世界的に活発化しています。 さまざまな物理系を用いた研究が進められていますが、なかでもシリコン量子ドット中の電子スピンを用いた「シリコンスピン量子コンピュータ」は、高精度制御に優れることに加えて 注1) 、既存産業の集積回路技術と相性が良いことから、大規模量子コンピュータの実装に適していると考えられています。 シリコンスピン量子コンピュータ実現に向けて解決すべき課題の一つとして、量子ビットの高速かつ高精度な読み出しが挙